保命酒屋・店舗紹介
明治12年創業のお店です
保命酒屋 町並み
保命酒屋(鞆酒造株式会社)は、明治12年より鞆の浦で保命酒を作り続けています。
保命酒は「中村吉兵衛吉長」が鞆の浦に移り住み、家伝の薬方をもって、万治2年(1659)3月7日に製造したのが始まりです。
福山藩に保護され、専売制の中で鞆の浦の中村家でのみ独占製造されてきましたが、明治に入り専売制が廃止された後に、複数の業者によりその製造販売が引き継がれました。
現在は4社が製造販売を続けており、その中でも最も古くから保命酒を作っているのが、当店「保命酒屋」になります。
鞆の浦にお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
明治の空き家を改装。保命酒販売店を開店しました。
2001年9月10日 明治時代に建てられた歴史的価値のある建物にて、保命酒の直販店である「保命酒屋」を開店しました。
鞆の浦の観光名所重要伝統的建造物群保存地区の「太田家住宅」に隣接し、常夜灯まで続く道筋にある空き家を借り受け、できるだけ江戸時代の風情をとどめるよう改装しました。
町並み保存の考えを大切にし、地域の方たちの憩いの場、情報発信にもとりくんでいます。